7ヶ月目に入ったあたりで、病院で「バースプラン」を考えてくるよう指示あり。
簡単なアンケート用紙のようなものをもらってきました。
今回は「ばーすぷらん?何それ?」というところから、私が実際に考えたバースプランをメモ書きします。
書くときのポイントにしたことも載せているので、少しでもご参考になれば幸いです!
目次
バースプランとは?
文字通り「分娩計画」のことで、どんな風に分娩したいか、出産後はどのように過ごしたいかなどの妊婦さんの要望をまとめたものです。
バースプランの作成を通して、妊婦さん自身は出産へのイメージをより具体的にもつことができるようになります。
また、病院側のスタッフと要望を共有し、一緒に話し合ってバースプランを決めていくことによって、妊婦さんがより納得できるお産に近づけることができる、というメリットがあります。
要望を通じて「その病院でできること・できないこと」をお互いに確認する時間にもなりますね。
病院側のルールや設備の都合、また緊急時の安全対応のためにすべての要望がかなわない場合もありますが、妊婦さんが事前に意思表示する手段として現在は多くの産院で活用されているようです。
私のバースプラン
うまくまとめようとするとうまくいかなかったので、思いついたことをポンポンと箇条書きに。
次の健診のときに、記入した用紙を見ながら助産師と相談してみました。
コピーをとらずに用紙を提出してしまったので手元にないのですが;;
質問項目は4つ。それぞれ私の書いたことも載せています。
出産に向けてやっていること、やりたいこと
- ソフロロジー出産に興味があって、DVDつき書籍を読んでいる。出産へのイメージがプラスになって不安が少なくなった気がする。
分娩のときもソフロロジーの呼吸法でいきたい、という希望も伝えました。
そこまでの余裕があればいいけど、どうかなー^^;
どんな出産にしたいか?
- 可能な限りは自然分娩したい
- 旦那の立ち会い出産をしたい
- カンガルーケアはしない
- 回復室で旦那さんにも赤ちゃんを抱っこしてほしい
- 切開がとても怖いので、実施する場合は精神的にフォローしてほしい
↑最後の一文を見て助産師さんが苦笑してました(笑)
「子供か!」って呆れられそうですけど、ホントに怖いんです・・・
今まで大きな怪我も入院したこともないし、ドラマの手術シーンなんて怖くて絶対見られないし・・・
やむを得ない場合を事前に想定していても、いざ切開!と決まったときにパニックにならないかが心配でした。
「たくさんスタッフが立ち会って安全に進めるし、こまめに声かけするから大丈夫!」と言っていただけましたよ。
提出した紙にも「声かけ」ところにグリグリ赤マルしてくれてました(笑)
カンガルーケアは病院でも推奨されていて、興味があったんですが、安全面で懸念があるという旦那側の家族の強い要望でナシにしました。
まぁ私もヘロヘロだろうし、全然こだわりがなかったので問題なし。
赤ちゃんには産んだ直後ではなく、分娩後に移る回復室でゆっくり会わせてもらうことにしました。
出産~退院までの病院での過ごし方
- 完全母乳を目指していきたいが、ミルク併用もOK。母乳がでない場合はマッサージしてほしい
- 入院中はできるだけ寝て、体力の回復を優先したい。夜はできるだけ赤ちゃんを預かってほしい
- 2人同時授乳の練習をしてみたい
寝たいってとこだけ見るとは「ホントに子供を育てる気があるのか?!」って怒られそうですが・・・
私は大人になってもよく寝る、長時間寝られるタイプです。逆に、睡眠時間が足りなくなると体調をくずしやすくて・・・
私のかかっている病院は基本的に「母子同室」なのですが、少しでも人手があるうちに寝ておきたいと思って書いてみました。
ただ、助産師さんからは「退院後にいきなり赤ちゃんと3人になると、どう過ごしていいかわからなくて大変かもしれないよ?」と言われ、
病院のサポートがあるうちに、少しでも長く赤ちゃん2人との過ごし方を経験しておいたほうが良いよ~とのアドバイスを頂きました。
ということで、赤ちゃんとの過ごし方については
- 昼間のうちも、授乳したり一緒に過ごしたりするのは最初は1人ずつ行う
- 退院の1~2日前には赤ちゃん2人と一緒に過ごしてみる。退院までに一度は赤ちゃん2人と一緒に夜を過ごしてみる
という目標設定に落ち着きました。
入院中はいろいろ指導を受けやすい環境だし、家であーだこーだ1人で悩むより、パッと相談できるうちにいろいろ経験しておいたほうがいいですよね。
同時授乳は母親教室で人形で試してみたけど、かなり難易度が高い!
ぜひ病院にいる間に一回やっておきたいです。
あと実際には書けなかったんですが、いま書いておいたら良かったなーと思うのがコレ。
- 沐浴指導を受けたい
沐浴のやり方は自治体の母親教室でさらっとビデオを観た程度なので、うまくできるかちょっと不安。
入院中か、または退院後に可能なら習ってみたいなぁ。
退院後の過ごし方について
具体的には、「自宅で過ごすか、実家に帰って過ごすか」「手伝ってくれる人はいるか、手伝ってもらえる期間はどれくらいか」「働いている妊婦さんの場合、いつまで休暇があるか」などのヒアリングでした。
- 実母が自宅まで手伝いに来てくれる予定(とりあえず1ヶ月程度、後は様子見)
- 義母も手伝ってくれるが、義妹が自分より少し早く出産予定なのでそちらのお手伝いも忙しそう
母のお手伝いの期間は未定ですが、まずは私の体調が回復して、どうにか家事をできるまでサポートしてもらおうと思っています。
実家が遠いので家に残っている父のことも気になるし、そんなに長くは頼めないかもしれないけど・・・その時はその時!
以上、私が立てたバースプランでした。
バースプラン作成のコツ
最後にバースプランを立てるにあたってのコツというか、
こうすると書きやすかった!と思うポイントを挙げておきます。
自分の言葉で素直に書く
ネット検索すると、先輩ママさん方のバースプランをたくさん参考にすることができます。
それを見ながらでもイイと思うので、最終的に自分の言葉で書いてみましょう。
無理にまとめようとせず、ストレートに書いたほうが伝わりやすいです。
長くなってもいいし、短い内容でもいい。誰かに向けて発表するわけでもナシ☆
自分のためのバースプランですから、自由に書いて大丈夫ですよ!
不安に思っていることを書く
私もそうですが、初産婦さんの場合は「これをやりたい」という要望をイメージしにくいかもしれません。
でも「こういうことが不安」とか、「こうなってしまうのが怖い」というのは案外パッと出てくる場合もあります。
マイナスイメージのことこそ、具体的に書いておきましょう!
病院側のスタッフさんに共有してもらうことで、不安を取り除いてもらえるようサポートをお願いすることができます。
「これは関係ないかな」「コレは恥ずかしい・・・」と思うことでも、一度相談に乗ってもらうことが大事だと思います。
家族と話し合って書く
出産は自分1人だけではなく、家族にとっても一大イベント!
ぜひ旦那さんや上のお子さんにも要望を聞いてみて、一緒にバースプランを立ててみましょう。
私が参加した母親教室では
「立ち合い出産をしたい」「ビデオ撮影をしたい」「胎盤を見せてほしい」などなど
意外とたくさん要望を持っている旦那さん方が多かったですよ~。
まとめ
バースプランを考えることで、出産・産後の過ごし方のイメージが少しずつ固まってきました。
病院側にも要望を伝えることができ、また不安な気持ちをケアしてもらえて良かったです。
バースプランの作成は、それまでぼんやりしていたことがいろいろと具体的になり、安心感を得られる良い機会になったと思います!
バースプランって何?どんなこと書こう?と調べ始めたプレママさんへ、ちょっとでも参考になれば嬉しいです。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました♪